バイナです。
この週末、ワインバーCOAKIの時に「もぎたて野菜」を提供してくれた「志和農園」へ行ってきました。
「志和農園」といっても野菜を出荷しているわけではなく、リタイアしたご夫婦3組が交代で通ってきては畑の世話をしている「人生の楽園」的農園。
ワインバーCOAKIの収穫班、和田先生、チェリー、バイナの3名で参戦、里芋の収穫と玉ねぎの植え付け作業を手伝いました。
里芋を掘るなんて、生まれて初めて。
こんなに大きく育った野菜を、育ててない私が収穫するのは少し申し訳ない気分。
収穫した里芋。
根っこの中心にある親芋も食べられるそうなので、小芋といっしょにお持ち帰り。
写真左の葉っぱは、マヨネーズをつけて食べると「マスタードマヨネーズ」味。
苗をもらって帰り、ベランダで育てることにしました。
里芋の収穫の後は、玉ねぎの植え付け。
細いネギみたいな苗を、一本ずつ地道に植えていきます。
農園のボス(60代半ば)との会話が弾むチェリー(22歳)。
会話が噛み合ったり、噛み合ってなかったりが極端な二人。
私たちが玉ねぎを植えてる間、昼食の芋煮の準備。
もちろん、お味噌も自家製です。
たわわに実った無花果は、ぎりぎりまで甘く熟していました。
志和に来る前夜、赤坂で仕事関係の人たちと飲んでいました。
20代男子に「週末はこのまま東京ですか?」と訊かれ、
「畑仕事の手伝いがあるので、朝イチ便で帰ります。」と答えると
「(畑仕事は)きっと楽しいんでしょうけど、ごめんなさい、ボクにはまだ理解できません。」
そう、正直に言われました。
そういえば私も、10年ぐらい前、女優の高木美保さんが農業を始めたというのを聞いた時は、正直理解できませんでした。
30代半ばを過ぎたころから、流行を追うとか、病気を患ったとか、そういうわけではなく自然に気持ちが向き始め、いろいろ友人に話しているうちに紹介されたのが「志和農園」。
商店街で生まれ育った私は、ここで初めて土の感触を知りました。
まだまだ仕事をがんばらなきゃいけないから、年に数回のお手伝いペースでしかできないけど、無理のない範囲で通えればいいなと思っています。
それにしても、やっぱり穫れたて野菜は美味いっ!