バイナです。
今週に入って、急激に寒さが増してきましたね。
特に冷え込んだ昨夜は、某クライアントの社長とのお食事会。
「寒いから、おでんに熱燗がいいだろう。」
と向かった先は薬研掘方面、女性ひとりでは歩きづらい通りを進むと緑色の提灯が見えてきました。
そこが、おでん屋『権兵衛』。
「広島のおでん屋で『権兵衛』を知らないなんて、まだまだだね。」
そう言われても仕方ありません。
だって、ここ『権兵衛』は大正末期創業の老舗で、広島で80年も愛され続けているおでん屋さん。
『権兵衛』という名前の由来は、創業時に役所に届出をした時にまだ店名を決めておらず、「名無しの権兵衛」と言われたところからだそうです。
おでんには「味噌」と「だし」の2種類あって、それぞれお好みの具材をチョイス。
まずは「味噌」から。
少し甘めの味噌に黒ごま、七味がぴりりと効かせてありました。
続いて「だし」。
「味噌」より「だし」のほうがバリエーションが豊富で、巾着だけでも3種類。
この時期ハズせない牡蠣や、アワビなんかもありました。
こういう時、大胆になれない私は普段どおりのセレクション。
私のお気に入りは、締めにいただいた「生湯葉」のおでん。
柚子胡椒をほんの少し溶かして、ずずずっと食べるとポカポカ温まりました。
メニューに値段が書いてないのでドキドキしながらいただきましたが、どうやらそんなに驚くようなことはないようです。
今夜あたり、おでんと熱燗、いかがですか。
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権兵衛
広島市中区薬研掘1-23
Tel／082-241-0029
営業時間／17:00-23:00
定休日／日・祝
