バイナです。
「ずっと気になっているのに、経験していないこと」ってありますよね。
COAKIを始めて最初の企画「もみじ饅頭大人買い」は、まさにそうで、ひとりじゃ無理だけど、付き合ってくれるみんながいたから実現できました。
それで調子づいたのか、夏には「呉屋台ではしご酒ツアー」も敢行できたし。
この二大食べ尽くし企画に比べると、若干スケールは小さくなりましたが、昨夜、何年も前からずっと気になっていたお店に行くことができました。
広島駅前から荒神陸橋を渡り、ソレイユ方面へ向かうカーブの手前、右手に見える黄色いテントといえば、ほとんどの広島市民が「ああっ!」と声を漏らす、そう「琉平」です。
潰しの利かないエリアだけに飛び込む勇気が出ないままでしたが、昨年末に知り合った女性が「琉平」の常連だと聞いて、案内してもらうことにしました。
先頭に立って扉を開けると、いきなり視界に飛び込んできたのは、大・中2つの家庭用冷蔵庫。
立ち止まる私を急かす後続者に背中を押され、冷蔵庫と同じ幅の通路を抜けると、6人掛けのカウンターと四畳半程度の座敷。
沖縄の観光ポスターや写真が貼ってあるのに、そこまで沖縄カラーを強く感じなかったのは、メニューが書かれたしゃもじがいくつもぶら下げてあるからなのか、天井からつり下げられた植木鉢に、なぜかポトスではなく冬瓜が丸のまま置いてあるからなのか、それは分かりませんでした。
沖縄出身じゃないので「これが本格沖縄料理だ!」と断言するまでには至りませんが、どの料理も美味しくて、過剰に沖縄っぽさを演出していない分、もしかしたら本場の家庭料理はこんな感じなのかな、という気持ちになりました。
こちら、島らっきょ。
おなじみ、ゴーヤチャンプルー。
らふてー。
もずくの上には、すりおろしたニンニク。
豚軟骨と大根の煮物、カレー風味。
このあたりから、名前が憶えられず・・・。
固めの木綿豆腐に、なにかの稚魚。
ここから先はいい感じに酔ってしまい、写真撮影もできず・・・。
締めにいただいた沖縄そばは、スープがじんわり胃に沁みわたっていきました。
お店の方達も、いつも一人で来ているという常連客のおばさまも、とても気さくなので案外入りやすいお店でした。
黄色いテントが気になっている方は是非。
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琉平
広島市東区東蟹屋町12-14
Tel/082-264-2163
営業時間/18:00-23:00
定休日/日・月・祝