雪絵です。
今日のランチは、とっておきのワンコインランチ。
いつ訪ねても、いいのかな、この値段で...と
美味しさ、ボリューム、居心地ともに、余りある満足感に浸れるお店が、ここ、
土橋の電停そば、
路面電車が宮島方面に右折する角にあるジャマイカ料理店「Jerk Kitchen」です。
これがそのとっておき、「ジャークボウル(500円)」。
たっぷりのご飯の上に野菜、
オリジナルに調合したスパイスに漬け込んだ豚肉を炭火で焼いたジャークポーク、
さらに温泉卵をおとして出来上がり。
そう、ジャマイカ風〝豚丼〟です!
辛いのが好きな人は、
写真の奥に見える赤い瓶、
ジャマイカのホットペッパーソースを好みでかけて...混ぜながら頂きます。
しかも、セットで日替わりの自家製スープまで。
今日はトマトの旨味と酸味がきいたカレースープでしたが、
このスープ、その日、その日で趣向が凝らされていて...
初めてお店を訪ねた時、この旨味って、このとろみって...何だろう?と、
気になって尋ねてみたところ、
魚介からとったスープに様々な野菜でとろみをつけて...と、
一から手作りされていたのにびっくりしてしまいました。
500円のランチについてくるスープなのにです。
聞けば、「ジャークチキン」や「ジャークポーク」を漬け込むシーズニングも
30数種類ものスパイスを調合してこの店ならではの味を作り上げていたり、
タコスの皮も手作りされていたり...
実は...という隠れたこだわりが随所にあって。
カジュアルな料理といえども、一切、手を抜かず、それどころか、
「どうやってお客さんを喜ばせよう」
すべてにおいて、作り手のそんな真っ直ぐな想いが伝わってくるようです。
ランチはほかに、「ジャークタコライス(500円)」のほか、
こんな感じで6種類。
私は頂いたことがないのですが、デザートも手作りなんだとか。
夜は夜で、
ジャークチキンや、タコス、
自ら鱈を塩漬けして干して作ったソルトフィッシュ、
アキーというジャマイカ特有の素材を使った料理など、
豊富なジャマイカ料理をつまみにお酒も頂けます。
いい感じにこなれた店内と
ジャークポークやジャークチキンを焼く煙、
窓から見える行き交う路面電車の風景はどこか外国の街にいるような気分でもあり、
そうした雰囲気ともどもお気に入り。
カウンターもあるので、お昼も夜も、一人でも大丈夫。
いかにも美味しいものを作りそうな店主と感じのいい奥さんが迎えてくれますよ。
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Jerk Kitchen(ジャーク・キッチン)
広島市中区堺町2-6-6-1階
Tel/090-9463-8657
営業時間/11:30〜14:30、17:00〜23:00
休み/不定