京都、浅草、鎌倉など、観光地で見かける「人力車」。
「乗っていきませんか〜?」
なんて声をかけてくれるのが、引き締まったバディのイケメンだったりするので、つい吸い寄せられそうになるけど、周囲の視線に尻込みして結局いつも乗れずじまい。
だからこの機会を待ってました!
人力車も一台だったら恥ずかしいけど、連なって走ればコワくない!?
逆に周りはコワいかも、だけど。
「おしメンツアー」のこの日、宮島水族館から商店街までの道のりを、人力車で移動することに。
お昼前から降り出した冷たい雨は一向に止む気配がなく、歩かなくて済むのは快適だけど、なんだか気の毒な気持ちになりつつ、眺めていた背中。
途中、観光ガイドを交えながら振り返った笑顔に、ひと安心。
こうゆうの、なんだろ。
『お姫様だっこ』みたいな感じ!?
ウレシいし、頼もしい。
でも気恥ずかしくて、申し訳ない。
「私、重くてゴメンナサイ。あんま無理しなくてもいいですよ」的な。
そんな妄想とともに、あっという間に過ぎ去ったシンデレラタイムは10分間で3,000円。
五重塔をバックに記念撮影したところで、魔法は解けましたとさ。
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◇人力車のえびす屋
◇安芸人力組