サントリー山崎蒸溜所見学ツアー：後編

嵐山での昼食を終え、バスに揺られて45分、待ちに待った「サントリー山崎蒸溜所」に到着しました。

山崎蒸溜所は、サントリーの創業者・鳥井信治郎氏が「日本の風土にあった、日本人に愛されるウイスキーをつくろう」という想いから、1923年に建設した日本初のモルトウイスキー蒸溜所。

京都の南西（ちょうど京都と大阪の中間あたり）、天王山の麓にある「山崎」は、千利休もこの地のお水でお茶を立てたといわれるほどの名水の里で、山崎蒸溜所で造られるウイスキーも、ここのお水で仕込まれているそうです。

到着した私たちが、最初に案内されたのがセミナールーム。

ここではまず、サントリー創業からの歴史やウイスキーの魅力について、蒸溜所の木村さんからお話ししていただきました。

そこでいきなり出してもらったのが「山崎」の仕込水割り。

こんなウレシいウェルカムドリンクはありませんよね。笑

場所を移動し、実際にウイスキーがつくられる工程を見学。

まずは「仕込・発酵室」へ。

館内に入っただけで、ほんのりとウイスキーの香りがします。

続いて「蒸溜室」へ。

稼働しているだけあって、サウナのような暑さ。

よーく見ると、この蒸溜釜、大きさも形もバラバラです。

釜の違いによってタイプの違うモルト原酒を仕込んでいるそう。

最後が、数えきれないほどの樽が熟成される時を待っている「貯蔵庫」。

一歩足を踏み入れた瞬間から、濃厚なウイスキーの香りに全身が包まれます。

この樽が並んでいる光景は、CMなどで良く目にしますよね。

蒸溜所内の見学を終え、再びセミナールームに戻るとお待ちかねのテイスティングタイムです。

今回は6種類のモルトウイスキーを比較、木村さんがパワーポイントを使って、それぞれの産地、蒸溜所、味や香りの特長をわかりやすく解説してくれました。

ちなみにテイスティングしたのはこちら。

普段ウイスキーを飲まない女性が大半だったので、みんな最初は恐る恐る、次第に香りや味の楽しみ方を掴んできたようで、グラスに鼻を近づけたり、ウイスキーを口にふくんではメモをとったり。。。

自分の好みも分かるようになったみたいです。

6種類のテイスティングのあとは、山崎ハイボールと白州ハイボールの飲み比べ。

私個人としては、白州ハイボールが好き♡

これで最後、と思っていたら、木村さんからのサプライズが。

女性たちがカメラを手に群がっているのは、「山崎1984」。

2010年、イギリスの「International Spirits Challenge」で、全部門におけるチャンピオン「シュプリームチャンピオンスピリット」を受賞し、今ではほとんど流通していない希少なウイスキーで、1本10万円！！！

そんな夢のようなテイスティングの余韻を引きづりながら、「山崎ウイスキー館」でおみやげを選んだり、ウイスキーライブラリーを見学したり。

もっとテイスティングしたい人は、ここで有料試飲ができるそうです。

あっという間の3時間は、より一層ウイスキーと親密になれた、貴重で濃厚な時間でした。

今回の「サントリー山崎蒸溜所見学ツアー」を企画してくれたサントリービア＆スピリッツのみなさん、当日迎えてくれた山崎蒸溜所のみなさん、本当にありがとうございました。

私個人としては、ウイスキーをはじめとした商品はもちろん、ブランドとしても企業としてもすっかりファンになりましたし、とても勉強になりました。

他の参加メンバーもきっと同じ想いを抱いているはず。

いつかプライベートで、今度は「白州」に行きたいと思います。

COAKIをご覧のみなさんも、機会があれば是非「サントリー山崎蒸溜所」へ見学に行ってみてはいかがですか？

きっと「ウイスキー、だいすき♡」になりますよ。

お申し込みや詳細は、サントリーWebサイトで。