そのビルの前は、バスや自転車で何度も通り過ぎていたし、ふと目に留まった窓の灯りに興味をそそられた瞬間は何度かありました。
でも、カーテンの隙間から見えるシャンデリアが醸し出すラグジュアリーな雰囲気に、リラクゼーション系のサロンかと勝手に思い込んでたんですよね。
そんなところに、レストランオーナーの友人から
「ラヴィオラって、行ったことある? お客さんの女の子がイイって言ってたんで。」
と言われ、行ったことない私はさっそくスマホでチェック。
Google Mapが指し示す場所、あれ、ここってもしかして・・・。
あややが4年前に書いた人気記事「クサいって。もう一杯。」でおなじみ『上海総本店』があるビル。
その上の階ってことは、まさに私がそそられていたラグジュアリー空間では!!!
というわけで、さっそく行ってみました。
そう、これがいつも見かけていた光景。
入口どこ?と不安な気持ちで『上海総本店』の前まで行くと、すぐ右隣に階段に通じる扉が。
ビルの中に入ると古びたオフィルビルの佇まいはそのままに、アンティーク風の照明。
この雰囲気、ツボです♡
階段上がってすぐの扉、ここがお店の入口ではなく、左手に進んだところにある扉が入口。
でも、この写真のと同じ鉄の扉なもんで、一瞬戸惑いますが。
古びたオフィスビルの味気ない扉から広がる空間・・・あまりのギャップに、珍しくテンション上がってしまいました。
ビルの外から想像してたのは「隠れ家」だったけど、ラグジュアリーとアンティークをカジュアルに織り込んだ店内はむしろ「秘密のアジト」。
昔の洋画のワンシーンで、静かで暗いビルの奥の扉を開けるときらびやかな世界が広がってる・・・的な。
そっか、だからワクワクしてしまうんだ。
お料理は正統派イタリアン。
店主の男性も人懐っこい笑顔で迎えてくれて、とっても居心地がいい。
ワクワク感とまったり感が同居する空間は、しあわせな夜を演出してくれました。
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La Viola ラヴィオラ
住所:広島市中区八丁堀4-12 京口門ビル2F
Tel:082-221-3507
不定休