一泊二日の山口旅、二日目の朝。(一日目はこちらの前編で)
早起きして朝風呂を堪能し、お散歩がてら、山口外郎を買いにお出かけ。
せっかく湯田まで来たんだから「生」を食べたい!と、売り切れ必至、蒸し立ての「生外郎」を求めて、御堀堂 湯田店へ。
お土産を買って松田屋ホテルをチェックアウトしたら、湯田温泉観光回遊拠点施設「狐の足あと」へ。
今ちょうど、山口県では『山口ゆめ回廊博覧会』を開催しているので、そのイベントの一環である「幕末の面影を残す『松田屋』と湯田温泉散策ツアー」に参加してきました。(ツアーの詳細はこちら)
10時に集合場所の「狐の足あと」へ行くと、まずは紙芝居で湯田の歴史を学びます。
その後、井上公園へ移動し、中原中也の詩碑、井上馨の銅像、何遠亭を見ながら、地元で語り継がれている歴史をガイドさんから教えてもらいました。
湯田温泉の温泉舎では、このツアー参加者全員に配られるオリジナルぐい呑みで「飲泉」を体験することができます。
町の至るところにある足湯は、どこもキレイに整備されていて、すぐ靴下を脱ぎたくなってしまう。(笑)
さらに足ではなく手を浸す「手湯」までありました。
こんな施設が近くにあったら、手も足もいつもすべすべになるのにね。
ツアーの締めくくりは「松田屋ホテル」の日本庭園と資料室。
日本史で学んだり、大河ドラマを観ているけど、ガイドさんからいろんなエピソードを教えてもらうと、ますます知識と興味が深まります。
今回参加した「幕末の面影を残す『松田屋』と湯田温泉散策ツアー」は、所要時間が約2時間、参加費2,000円ですが、飲泉用のぐい呑み、オリジナルマスクの他に「狐の足あと」で使える700円分の利用券がついてきます。
この「狐の足あと」がなかなか侮れない施設で、屋内、屋外、カフェ内にタイプが違う3種類の足湯があるんです。
足湯の利用料が200円かかりますが、ツアーでもらえる利用券も使えるし、有料なだけあってかなり立派。
施設内のカフェで販売されているスイーツやドリンク、利き酒セットは、足湯しながら味わうことができます。
「狐の足あと」からクルマで約15分移動し、ランチは「イタリア食堂ベケ!?」で。
古民家を改装した店内にはアート作品や写真があちこちに飾られていて、なかなか独創的。
イタリア中部、ウンブリア州の家庭料理を中心としたメニューで、ランチは前菜の盛り合わせ、パスタ、デザートのコース。
こちらの「イタリア食堂ベケ!?」は、『山口ゆめ回廊博覧会』の期間中(2021年12月31日まで)、『山口"うら"回廊メニュー』なるものを提供していて、通常では提供されていない裏メニューがあります。
その裏メニューが、山口県産のカラスミをふんだんに使ったペペロンチーノ。
ランチコースのパスタとして選ぶことができます。
このカラスミの量、なんて贅沢!!!
もちろん、裏メニューなので、メニューには載っていません。
そっとお店の方にお問い合わせください。
こちらの「イタリア食堂ベケ!?」は人気店なので、事前予約がおすすめですよ。
こうして幕末の志士たちに想いを馳せながら、歴史を変えた湯田のお湯に浸かり、山口の旬の味覚を堪能し尽くした一泊二日の山口旅が終わりました。
■御堀堂 湯田店
山口県山口市湯田温泉1-6-32
083-922-2289
https://www.mihorido.com
■湯田温泉観光回遊拠点施設「狐の足あと」
山口県山口市湯田温泉2-1-3
083-921-8818
http://www.yuda-onsen.jp/about/
■イタリア食堂ベケ!?
山口県山口市野田2
083-996-5230
https://www.bechee.com
■山口ゆめ回廊博覧会
https://yumehaku.jp