YOHKOです。
高い安いにかかわらず、外食するときにいきなり冒険できません。
新店だったり、通りがかりだったり、、知らないお店に行くくらいなら、気に入ってるお店に何度も行きたい。そんな気に入っているお店に行ってもオーダーするメニューもいつも同じだったり、、つまり(食べることに関してだけではないですが)ワタシ、かなり保守的です。守りにはいってます。
さて、そんな私でも行ったことのないお店も選んだりします。食のあうグルメな友人がおススメしていたりすれば、こんな私の背中を押すきっかけになります。記念日に少し背伸びをしたくて、日本酒をお供に日本料理を、、そんな店選びで「野趣 拓」です。
オープンして間もないときには、さかみち来訪(こちらの記事⇒★)でした。
私も大好きだった「ビストロ円楽」のあとでの営業ということで、店内がどんなふうに、、と思っていたら、すっかり「和」の落ち着いた雰囲気にさまがわり。この日は週のはじめということもあり、カウンター席でほぼ貸切状態、贅沢な食事となりました。
料理はコース料理のみ。
どれもこれも丁寧に作られた料理で、ついついお酒がすすんでしまう一品ばかり。
なかでも、この日一番の驚きと同時に旨さに歓喜したのが、、この肉々しい一皿。
カウンター越しに、どうやら「なにか焼いてるなぁー」って次の料理を楽しみにしていたら、、期待を超えて「肉」、しかも「猪肉」。これが、ケモノな感じがなく、かぶりついて骨までしゃぶるほど美味しかったんですよね。
肉にあわせたのも日本酒でした。
そして、このお店ではお決まりらしい〆の一品が、土鍋ごはん。
ゆっくり一品ずつ堪能し、がっつりお肉をいただいて、ご飯なんて、、、「あれ?なんだかお腹にはいっていく、、ね、、」お代わりして、、あれ?もうないの??あれあれ?完食ですか?
中心地からは少し離れていて、大通りに面しているわけではない通り、ふらりと入れる環境ではないかも、それにコース料理のみといえば、一人で気軽にとはいかないです、、が!いきあたりばったりじゃなく美味しい日本料理を堪能したかったら、堺町までお出かけください。
こうした料理に出会えるならば、行ったことのないお店に行くのも悪くない。
でも、また「拓」に行きたいが重なって、ほかのお店に挑戦する機会が少なくなる、、そんなジレンマを戦うことになりそうです。
「野趣 拓」
住所:広島市中区堺町2-1-11
TEL:082-961-6330
定休日:日曜日/祝日