satomiです。
先日広島県酒造組合主催の酒蔵見学で東広島市西条の「賀茂泉」へおじゃましてきました。
この日一緒に行ったメンバーはCOAKIお酒大好きチームのsatomi&さかみち&KOTOMI
広島駅からJR在来線で約35分。おしゃべりしているとあっと言う間に到着です。
JR西条駅の周辺には8つの造り酒屋があって、白壁の酒蔵が続く風情ある町並を散歩しながら廻ることができるんです。
駅から徒歩数分でお目当ての賀茂泉へ到着♪
まず私たちを出迎えてくれるのは、昭和4年に建てられたというステキな洋館「酒泉館」
蔵の軒先には蒼々とした杉玉が。
新しい緑色の杉玉は「今年も新酒を搾り始めましたよ」という新酒の季節をお知らせする役割を果たしています。
やがて春が過ぎ夏が過ぎて杉玉が枯れて茶色くなってきたということは、絞って寝かせたお酒が熟成してきましたよ~ということになるんですね。
季節ごとに味わいの変化を楽しめる日本酒ならではの習慣って風流で素敵~
蔵に一歩足を踏み入れた瞬間ふわっと甘酸っぱくて良い香りがただよってきます。
まずは酒造りについてのビデオを見て、杜氏さんから説明を受けます。
賀茂泉は大きな蔵なので、設備がすごいですね。
お米を洗ったり、蒸したりする設備を見せていただいて
美味しいお酒造りの大切なもととなる麹を造る部屋を外側から見学。
ちょうど出来上がった麹を出す作業をされているところでした。
出来たてほやほやの麹をちょっと試食させていただきました。
ほんのり栗のような甘い香りと味わいです。
仕込蔵には大きなタンクがいっぱい!
仕込んだ日から順を追ってもろみの様子を見せていただくと、日に日に変化していてお酒が生きているのがわかります。
そっと耳を澄ませると、ふつふつプツプツ。。。ともろみが発酵して泡のはじける音が聞こえます。
もろみのささやきはとっても耳に心地よくてずっと聞いていたくなりますよ。
できあがったお酒を搾る機械や加熱殺菌する装置など一通り蔵の中を見せて蔵見学は終了。
今まで県内外含めいろいろな酒蔵を見学させていただいたのですが、蔵ごとの違いやこだわり工夫が見れてやっぱり酒蔵見学は楽しい♪
梅酒に、低アルコールでやさしい味わいの女性を意識したお酒から、15年ものの古酒までさまざまなラインナップ。
年末には押切もえさんがテレビの取材で来られたということで、写真とサイン色紙が飾ってありました。
そして最後に蔵の女将さんと女性スタッフを交えての懇親会。
酒泉館の2階で、賀茂泉のお酒をいただきながら女将さんお手製の酒の肴と美酒鍋をふるまっていただきました。
とにかくお料理にたくさんお酒を使うと言われる女将さんの手料理は、どれも酒飲み好みの味付け。
甘いイメージの栗きんとんまでしっかり酒飲み仕様で、みんなレシピが気になる様子です♪
麹造りに使われていた杉の箱「ふた」が美酒鍋の野菜入れに使われていて雰囲気を出しています。
食材の旨みを日本酒でぎゅっと引き出した美酒鍋はシンプルで飽きのこない美味しさ。
いくらでも野菜が食べられますよ。
フレッシュな生酒からはじまって、お燗酒へ、そして温かい美酒鍋と蔵のみなさんの心からのおもてなしを受け、身も心も温まったところで、楽しかった会はお開きに。。。「せっかく西条に来たのだから♪」とほろ酔い気分で酒蔵通りを散策した様子はまた後日。
賀茂泉では事前予約すれば個別に蔵見学が可能ですし、蔵の中は見れなくても蔵の一部を開放されている酒蔵もありますよ。
賀茂泉の蔵見学についてはこちら→☆
東広島・西条の酒蔵の開放状況を確認するにはこちら→☆
そして一度にまとめて楽しみたいあなたに朗報デス♪
今週末3月2日(土)に「春の西条 醸華町まつり」が開催されますよ。
そして翌日3月3日(日)には、今回おじゃました賀茂泉の蔵開きが開催されます!当日は、蔵見学や、酒樽の鏡開きなど、お楽しみがたくさん♪
詳しくは賀茂泉のホームページからご確認ください→☆
(写真はホームページからお借りしました)
さあ、今週末のお出かけ先は酒都「西条」にもう決定しましたね♪
美味しい日本酒片手に一足早い春を感じに行きませんか~
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賀茂泉ホームページ http://kamoizumi.co.jp/index.php
東広島市観光情報サイト http://www.hh-kanko.ne.jp/ginjyo/index.html