こんにちわ。satomiです。
~nature編~に続いて、~お散歩編~をお届けしますね。
沖縄本島の浦添市港川2丁目には、40~50年ほど前の「外人住宅」(アメリカ軍関係者向けの住宅)が並ぶ地区があります。
外人住宅は各基地の周辺に点在しているけど、いずれも老朽化につれて民間での流通が増えているらしく、住宅として日本の民間の人が住んでいる家もあれば、ここ数年はリノベートして店舗やofficeとして利用するのが流行。
そんな外人住宅が集まっているのが、ここ港川2丁目地区です。
周辺には国道が走り高層マンションやショッピングセンターなどもあるんだけど、このエリアだけぽっかりと40年前の建物が数多く残されてノスタルジックな雰囲気。
一角に立つとなんだかタイムスリップしたような不思議な感覚に陥ります。
もともと沖縄に住んでいる人にはごく普通の見慣れた景色かもしれないけど、来訪者からするととっても新鮮。 なのになぜか懐かしい。 そんな町並み。
建物はコンクリートの平屋でフラットルーフ。
当時の米軍規格で建てられていてどの建物も画一的で同じ外観です。
建物ごとに番号がふられているのも、外国ちっくでおしゃれに見えるから不思議。
夏は暑くて冬は寒く、米軍規格なのでなにかと暮らしにくいといわれるこの白くて四角い建物も、店舗として改装されると雰囲気があっていい感じ~
はっきりいって長い年月を経てもうボロボロな部分もあるんだけど、それがまた味になっているというか、独特の存在感をかもしだしています。
この角を曲がるとどんなお店があるんだろう・・・
そんなわくわくした気分でお散歩してみました。
こちらは、大きくて緑色の木々に覆われた「ippe coppe(イッペコッペ)」
天然酵母食パンの専門店です。
食パンの他にもシフォンケーキ、ラスクやスコーン、手作りジャムなどなど。
よく見ると屋根のうえに猫ちゃんが。
他のお店の前にも鎮座していたし、この町には猫がよく似合うなぁ。
続いて、美味しそうなフルーツタルトの専門店「oHacorte(オハコルテ)」
雑貨店「oHaco(オハコ)」が併設されていて、雑貨好きな女の子にはたまらないお店です。
かわいらしい道具や家具、かご、リネンクロス、東欧や北欧の雑貨、キッチンツールetc
そしてショーケースの中にはキラキラとしたかわいらしいタルトがたくさん!
ちなみにこの建物にもともとふられていた番号はNo.18
18=十八番=オハコ→店名「オハコルテ」の由来だそうですよ。
海外で買い付けたアンティーク雑貨や家具、ミニチュア玩具のお店。
紅型(びんがた)の工房
イタリアンレストランや夜カフェ
こんなカラフルな外観のお店も。
自家焙煎の珈琲屋さんと
手打ちパスタの食べられるカフェ
もちろん中には普通の住宅として静かに生活されている家もあります。
そんな日常と非日常がうまくとけあったとってもすてきな集落でした。
(沖縄に来てまでカフェや雑貨屋めぐりなんてしなくても・・・)と思わずに、もし旅の日程に少し余裕があったら是非この町の独特の雰囲気を味わいに行ってみてくださいね。
またすぐにでもあの空気に包まれに戻りたくてしかたありません(><)
帰ってきたばかりなのにね。。。
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天然酵母食パン専門店
「ippe coppe(イッペコッペ)」http://www.ippe-coppe.com/
住所:沖縄県浦添市港川2-16-1 No.26
TEL/FAX:098-877-6189
定休日:火 水
フルーツタルトと雑貨のお店
「oHacorte(オハコルテ)」「oHaco(オハコ)」http://www.ohacorte.com/index.php
住所:沖縄県浦添市港川2-17-1 No.18
TEL:098-875-2129
営業時間:13:00~19:00
定休日:火