カテゴリ:番外編：島根

さて2日目の朝です。（1日目は前編で。）

ビジネスホテル素泊まりにしたのは、朝から食べたいものがあったから。


向かった先は「しまねお魚センター」から少し奥まったところにある「浜田公設水産物仲買売場」。


地元女子いわく、ここのお魚は安くて新鮮なので本当にオススメらしい。
一般の人でも利用できるそうです。


買って帰りたい衝動を抑えつつ、今回のお目当ては2階にある食堂だと自分に言い聞かす。

開店時間少し前に到着したので、ウロウロしていたら気になるクルマを発見！

さかみちじゃないので普段はラーメン食べないし、ましてや朝ラーなんてしたことなかったけど、衝動が抑え切れず・・・。

ほぼ毎朝6時前から、ここで営業しているそう。
トンビが上空から狙っているので、食べるときは屋根の下。


「よりみちラーメン紀行」の後、いよいよお目当ての朝食！
2Fにある「めし処　ぐっさん」へ。


そそられるメニューがいっぱいあるけど、ここはやっぱり浜田といえば"のどぐろ"ということで「のどぐろ炙り丼」。


新鮮ののどぐろは炙ってあるので少し香ばしくて、脂が乗っているけどしつこくないのでラーメンを食べた後だというのにしっかり完食。

半分ぐらい食べたところで、のどぐろのだし汁をかけてだし茶漬けにすると、また違った味わいが楽しめました。


ちなみにオーデンは海鮮ユッケ丼、けいこはお刺身定食。


1Fの売場で買ったお魚を持ち込むと、調理して提供してくれるサービスもあるそうです。（有料）



満腹になったところで、クルマで江津へ移動。
お土産を探しに「道の駅さんぴこ江津」へ。

新鮮な野菜や果物はもちろん、江津の老舗かまぼこ店「住京蒲鉾店」の売場があったり、隣接する「舞の市」では江津のブランド豚「まる姫ポーク」のハムやソーセージ、ホルモン、生肉を買うことができます。



江津に来たので、8月にYOHKOと訪れてすっかりハマった「蔵庭」でランチをすることに。
前回はブレックファーストだったので、初ランチにわくわく♪


ランチは「玄米プレート」と「パスタ」の2種類から選べます。
どちらもベジだけど、ボリュームがあるので満足度がかなり高いですよ。

食後に消化を助けるというハーブティー、気休めだって笑わないで！




そして今回の旅で、私が一番行きたかったところ「石見麦酒」へ。

クラフトビールを小規模で製造しているメーカーで、最近は「石見式」と呼ばれて注目を集め、全国から見学に来る人が後を絶たないそうです。

この日は定休日だったのでビールづくりはされていませんでしたが、工場見学と試飲をさせてもらいました。

ここではオリジナルのビールをつくってもらうことができるので、いつか私もオリジナルビールをつくりたい！




ビールの後は日本酒、ということで江津駅近くにある酒屋「酒の山尾」へ。

この日はちょうど日本酒のイベントを開催していて、選りすぐりの日本酒が無料で試飲することができました。


店内には地元島根はもちろん、全国のお酒がずらり。
日本酒だけでなく、リキュールやクラフトビールなど幅広くラインナップされていました。

江津でお酒に困ったら（？）、ここに来たらどんなリクエストにも答えてくれそうですね。



「酒の山尾」から江津駅方面に向かっていると、気になるお店に遭遇。


こちらはワインのお店で、奥はバーとしても利用できそうな空間。
ワインだけでなく海外の瓶詰めや缶詰など、なかなか面白い品揃えでした。


結局ここでもビールを買ってしまい、この二日間で両手にずっしりのお酒の瓶。笑



こうして私たちは怒濤のグルメ旅を終え、帰路につきました。




*****
■めし処　ぐっさん
浜田市原井町3025　浜田市公設水産物仲買売場2階
070-5301-3893
営業時間／6:00-15:00（土曜10:00-15:00、日曜9:00-15:00）
定休日／金曜



■道の駅　さんぴこ江津
江津市後地町995-1
0855-55-3151
営業時間／9:00-18:30
定休日／木曜、年始



■蔵庭
江津市松川町下河戸1-1
0855-57-0100
営業時間／金・土・日・祝11:00-17:00



■石見麦酒
江津市嘉久志町イ405
0855-25-5740



■酒の山尾
江津市江津町847-1
0855-52-2003
営業時間／10:00-20:00
定休日／日曜



■エスポア　タビラ
江津市江津町896-5
0855-52-2018

バイナです。

先日、オーデンとけいこを誘い、浜田方面へ一泊二日のドライブ旅行をしてきました。

最初に立ち寄ったのは『陽気な狩人』。

名前だけだとなんのお店か分かりませんね。

ここの名物は「うどん」。
讃岐よりも広島っぽい、やらかいうどん。


肉ときつねと卵がトッピングされた特製うどんが一番人気だそうですが、私はカレーうどん。
天ぷらやおろしなど、自由にトッピングが追加できて、カレーにはイノシシの肉が。
そう、狩人さんは、イノシシを狩って捌いているのです。

ちなみにこちらが陽気な狩人さん。

ハグしているようで手を浮かせているあたり、とっても紳士な狩人さんでした。



でもどうして、いきなりこんなマニアックなお店からスタートしたかと言いますと・・・。

オーデンのカメラ女子つながりで、浜田エリアで活動されている『iwamiふぉと.co』メンバーの方が連れてきてくれたんです！

さすが、地元の人に教えてもらうのが一番ですよね♪



うどんの後はデザートを、ということで『楓ジェラート』。
来る途中で見かけた牧場のミルクを使ったジェラートは、地元の特産品のブルーベリーや秋らしいカボチャなど、どれもそそられて迷う。




ランチ、スイーツと来たらやっぱりお酒、浜田の酒蔵といえば「日本海酒造」。

まだ仕込みの時期には早いからということで、蔵の見学はできませんでしたが、しっかり日本酒は買って帰りました。
みんなと飲むのが楽しみだー！笑



さすがにお腹いっぱいなので、グルメ旅は小休止。

浜田には、ユネスコ無形文化遺産に指定された石州半紙という伝統工芸品があるので、石州和紙会館に移動して「手すき和紙」に挑戦。

絵柄は自分で選んで配置できるので、ホント個性が出ますね。


グルメ旅を再開、向かうは江津市。
クルマを走らせること約30分、お目当てのカフェは・・・なんと！イベント出店のため臨時休業。

さすがに初めての場所だから、すぐに代案が浮かばない。
でも、私たちには強力なサポーターが！

地元女子が連れて行ってくれたのは『豆茶香（まめちゃか）』。


ここは普通わかんないわー。
知らずに通りかかっただけだったら、入らないかも。

ただ、入ってみるとすごく個性的でおしゃれ。
誰かに教えたくなる感じ。

地元女子のハナシでは、江津はカフェが充実しているらしい。
確かに、ここに来て納得。
次回は江津カフェ巡りがいいかも。



その日の宿は浜田駅前だったので、江津から海沿いにクルマを走らせて再び浜田へ。

夕陽を追いかけるように、石見大崎鼻灯台。


そして石見畳ケ浦。



夜は地元女子おすすめの「プロフェッショナル・ポークレストラン　ケンボロー」。
低カロリー、低コレステロール、低脂肪のヘルシーなケンボロー芙蓉ポークが味わえるお店で、ランチとかだと豚カツが人気。


私たちは4人グループだったので「べっぴん鍋」。

もう見るからに"べっぴん"にしてくれそうな、高麗人参、クコ、なつめ、松の実が入ったスープ。
ケンボローのロース肉、コラーゲンたっぷりのつみれ、自家製野菜とこれまた"べっぴん"！


欲張りな私たち、追加でコラーゲン玉を投入！


お肉はもちろん美味しいけど、スープが飲み干したくなるほどの美味しさ！
締めには、島根らしくお蕎麦を。


これで十分満足したけど、せっかく「ケンボロー」に来たんだからと、ポークステーキ300gを追加。

脂がしつこくなくて、結局ペロッと平らげてしまいました。笑



結局、iwamiふぉと.coさんには最後までお付き合いいただき、ケンボローの前でお別れ。
ホテルに戻り、一日目を終えました。


と思っていたら、どうやらオーデンとiwamiふぉと.coさん、浜田参宮神社の石見神楽「浜田の夜神楽」を観に行ったらしい。

カメラ女子の行動力、恐るべし。


後編へつづく。



*****

■田舎カフェ＆キッチン 陽気な狩人
浜田市弥栄町高内イ333-1
090-1017-7807
営業時間／11:00-19:30
定休日／毎週木曜、第三水曜



■楓ジェラート
浜田市三隅町向野田721-7
0855-32-5200
営業時間／11:00-18:00（土日祝10:00-17:00）
定休日／火曜



■日本海酒造
浜田市三隅町湊浦80
0855-32-1221



■石州和紙会館
浜田市三隅町古市場598
0855-32-4170
営業時間／9:00-17:00
休館日／月曜・年末年始
※手すき和紙体験は要予約



■豆茶香
江津市江津町46
0855-52-6883
営業時間／11:00-17:00
定休日／月曜、不定休



■プロフェッショナル・ポークレストラン ケンボロー
浜田市黒川町4191
0855-24-9909
定休日／火曜

バイナです。

今月から始まったNHK朝ドラは「チキンラーメン」の生みの親がモデルと言われていますが、先日「缶コーヒー」の生みの親のルーツに少しだけ触れてきました。

「珈琲と器を探す日帰り旅」でご紹介した『cafe ダイニング 珈琲時間（コーヒータイム）』に立ち寄る機会があったので、前回は飲むことができなかったヨシタケコーヒーをいただいてきました！


ここで少しおさらい。
浜田市出身の三浦義武（ミウラ ヨシタケ）さんは、浜田の魚の缶詰の技術を活かし、昭和40年に世界初の缶コーヒー「ミラ・コーヒー（ミウラとミラクルをかけたらしい）」を完成させた、いわば缶コーヒーの生みの親。

その三浦義武さんが当時淹れていたコーヒーの味を再現した「ヨシタケコーヒー」は淹れ方に特徴があって、正しく提供できるお店は浜田市が認証しています。

■ヨシタケコーヒー認証店：
http://www.city.hamada.shimane.jp/www/contents/1445997212239/index.html


今回はお願いして、ヨシタケコーヒーに欠かせないネルを見せてもらいました。


二枚重ねの布製のネルにコーヒーを入れて、水を注いでじっくりじっくり抽出。
淹れるところを見せてもらいましたが、一滴ずつなので右側の瓶の量になるまでは1時間以上かかるそう。

この手間、このこだわり、だからこそ缶コーヒーを誕生させる情熱を持てたのかもしれませんね。



ヨシタケコーヒーは水出しなので常温。
寒い時期は温めてくれるそうですが、今回はそのままで。


口元に近づけただけで、ほんのり甘くて深みのある香りが。
味はしっかり濃厚なのに苦みはそんなに強くなくて、むしろすっきりとした後口。

ヨシタケコーヒーで作った珈琲羊羹を食べながら飲むと、また味わいが変わります。


半分ぐらい飲んだところでミルクを加えると、さらにまた違う味わい。
寒くなると温めたミルクたっぷりで、カフェオレにしても美味しいかも。



珈琲時間でヨシタケコーヒーが飲めるのは毎週金曜の数量限定なので、事前に確認することをおすすめします。

*****
cafe ダイニング 珈琲時間

浜田市熱田町125-62
0855-27-3641
営業時間／8:00-17:00
定休日／土・祝

朝夕は過ごしやすくなり、ずいぶん秋めいてきましたね。
連休もあって、少し遠出がしたくなる季節です。

週末でのプチトリップでも、日帰りドライブでも、ちょうどいい"島根県"。
これまでもCOAKIで何度か島根へ旅をしてきたので、まとめてご紹介しますね。


私の個人的なオススメは、石見エリアの「蔵庭」と「こめじるし」かな。
8月に行ったばかりなのに、また行きたいです。

「蔵庭」ではランチを食べてみたいし、「こめじるし」のマフィンが忘れられない。
って、結局食べることばっかり。笑い

■珈琲と器を探す日帰り旅（島根県西部・石見エリア）
　前編：http://coaki.jp/hiroshima/2018/08/post-20151370.html
　後編：http://coaki.jp/hiroshima/2018/08/post-20151371.html

■お酒と器をめぐる旅　〜春の安来〜（島根県東部・安来エリア）
　前編：http://coaki.jp/hiroshima/2018/05/post-20151358.html
　後編：http://coaki.jp/hiroshima/2018/05/post-20151359.html




■秋の奥出雲女子旅　心ほっこりご褒美時間（島根県東部・出雲エリア）
　前編：http://coaki.jp/hiroshima/2016/11/post-20151196.html
　中編：http://coaki.jp/hiroshima/2016/11/post-20151199.html
　後編：http://coaki.jp/hiroshima/2016/11/post-20151200.html




■街の喧噪を離れ、癒しを求め、行き着いた女子旅・奥出雲（島根県東部・出雲エリア）
　前編：http://coaki.jp/hiroshima/2016/09/post-20151167.html
　後編：http://coaki.jp/hiroshima/2016/09/3500.html




■美味を求めて、石見ドライブ女子旅（島根県西部・石見エリア）
　前編：http://coaki.jp/hiroshima/2014/10/post-1399.html
　後編：http://coaki.jp/hiroshima/2014/10/post-1400.html
　旅館樋口：http://coaki.jp/hiroshima/2014/10/post-1401.html

YOHKOと二人、島根県西部・石見エリアへの日帰り旅も後半戦。（前編はこちら）

ランチを終えた私たちは、石見から日本海へ向けて足を延ばして浜田へ。

浜田自動車道を使うと広島市内からはわりと近いから、20代のころは夏になると毎週のように遊びに来ていた馴染みのある場所。

でも知らなかった。浜田って"コーヒーのまち"だったんですね。

浜田のコーヒー文化の生みの親、三浦義武さんは浜田市出身。魚の缶詰の技術を生かし、世界初の缶コーヒーを作って販売したそうです。
まさか、缶コーヒーが浜田市から誕生していたなんて！早く誰かに教えたい！笑

そんな三浦義武さんが当時淹れていたコーヒーの味を再現した「ヨシタケコーヒー」を正しく提供できるお店は、浜田市が認証していて、現在4軒あるそうです。

ヨシタケコーヒー認証店：
http://www.city.hamada.shimane.jp/www/contents/1445997212239/index.html

そのうちのひとつが、「Cafe ダイニング 珈琲時間（コーヒータイム）」。

閑静な住宅団地にさりげなく佇むカフェで、店内はゆったりとした時間が流れる落ち着いた雰囲気。義武さんがこだわり抜いたコーヒーを、その時代に思いを馳せながらじっくり味わうにはぴったりの空間です。

お会計を済ませた時、気になったのがヨシタケコーヒーを使った羊羹「羹珈琲」。

思わず買って帰りましたが、深みのある珈琲の風味と羊羹の掛け合わせは、ありそうでなかった新しい美味しさでした。

コーヒータイムを終えた私たちは、広島方面へ向かって帰りながら旅を続けました。

立ち寄ったのは、地元の新鮮な野菜や特産品を販売している「香楽マルシェ」。

到着した時にはほとんど残ってなくて、人気っぷりがうかがえます。

ランチの「リストランテ　ミアパエーゼ」で、デザートに添えられた大粒のブルーベリーは最後の1パック。
結局、YOHKOがゲットしてました。

そして今回の旅の締めくくりは、森の中のカフェ「こめじるし」。

すぐ脇に道路が通っているから森の中ではないんだけど、お店に入るとまるで森の中にいるよう。
光も音も風も、ぜんぶがありのままだからなのね、きっと。


自然に囲まれていて場所は結構田舎だけど、洗練されているなと感じるのは、置いてある雑貨選びのセンスがいいからなんだと思う。


最後のコーヒーといっしょにいただいたマフィン、しっとり具合がたまらない。

あまりにも気に入ってしまうと、人に食べさせたくなるもんですね。ガッツリ買い込んで帰路につきました。

こうして私たちは、「珈琲と器を探す日帰り旅」を終えたのでした。

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今回の日帰り旅の立ち寄りスポットで、「COAKIを見ました」と言うと粗品をプレゼントしてくれることになりました！

※一部店舗は除きます。
※なくなり次第終了となります。

これから秋にかけてはドライブにぴったりの季節、ぜひ石見エリアに足を運んでみてくださいね。

ただ、今回のコースを同じように辿るには、事前予約が必要なスポットもあります。必ずご確認の上、お出かけください。

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■Cafeダイニング　珈琲時間（コーヒータイム）
島根県浜田市熱田町125-62
0855-27-3641
営業時間／9:00-17:00（ランチL.O.16:00、その他L.O.16:30）
定休日／土曜日　他不定休
※ヨシタケコーヒーは金曜限定、数量限定です。但し、事前予約をすれば提供できる場合もあります。
http://www.coffee--time.com

■香楽マルシェ
島根県邑智郡邑南町矢上8529-6
営業時間／10:00-16:00
定休日／水曜日
※冬期休業があります。
https://www.facebook.com/香楽マルシェ-1724323927857417/
※粗品プレゼント対象外となっています。

■こめじるし
島根県邑智郡邑南町下田所1570
0855-83-0088
営業時間／11:00-18:00（1~2月は12:00-17:00）
※ランチ営業は只今お休み
定休日／火曜日・水曜日
http://komejirushi-web.com