バイナです。
普段なかなか行く機会のない福山ですが、今年に入ってグルメ取材の仕事があり、何度か通いました。
取材した中にもいくつか素敵なお店がありましたが、その中でまず最初に行きたいと思ったのが「おばんざい木むら」。
YOHKOがクルマを運転してくれるというので、二人で行ってきました。
福山駅から少し離れたところにあり、古民家を改装したというお店は入り口の暖簾もセンスいい。
お店に入ると目の前には大きなカウンター、その上には大小さまざまな器に盛られたおばんざい。
すべて手作りのおばんざいは毎日25〜26種類あり、定番以外の約20種類は日々の仕入れに応じてメニューを変えているだそう。
正直、最初「おばんざい」と聞いた時は、「きんぴらとか肉じゃがとか、家庭料理よね。」なんて思ってしまった。
もちろん家庭料理が悪いわけじゃないんです。
でもなんとなく想像できる、という感じ。
それが、良い意味で期待を裏切られたのがこのお店。
味付けは子供からお年寄りまで無理せず味わえるという意味では家庭的。
でも食材の組み合わせや彩り、器選びのセンスが抜群。
ミシュランにも掲載されているので結構有名なお店なんですよね。ここ。
なのになんで今まで知らなかったんだろうと悔しく思うほどハマりました。
この日、私たちがいただいたおばんざいをご紹介しますね。
まずは、定番メニューの飛竜頭(ひりょうず)。
がんもどきにたっぷりのお出汁がかかったようなもの。
1個で結構ボリュームありましたが、お豆腐好きの私としてはまるごと食べれて幸せ♪
こちらは小蕪とキンカンのマリネ。(お料理の正式名称が違ってたらごめんなさいっ!)
豚肉のソテーには、苺と無花果のソース。
季節の野菜はコクのあるチーズクリームのソースで。
島らっきょうの天ぷら、初めて食べました。
締めはドライカレー。
おかみさんからは「おにぎりも美味しいわよ。」と教えられたので、次回はおにぎりをいただきたい!
カウンターに並べられたおばんざいは、どれもこれも美味しそうで、ここでは迷うところから楽しい。
きっと次回来た時は、また違うおばんざいで迷っちゃうんだろうな。
近くはないからそんなに頻繁には通えないけど、半年に一回ぐらいは訪れたいお店でした。
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おばんざい木むら
福山市三吉町南2-9-22
084-927-0808