バイナです。
まずは最初に一言お詫びを。
「ハイボール、いえ、ウイスキー、苦手だなんて言ってごめんなさい。」
今日までの私が抱いていたウイスキーに対するネガティブイメージは、仕事関係の偉いさんに連れられていったスタンドで目の前に置かれる水割りから来ていました。
そうなると、なかなかウイスキー自体を楽しもうという気持ちになれず・・・。
恥ずかしながら、種類や成り立ち、飲み方をあまり知らないというのが本当のところ。
なので、本日参加したウイスキーのイベント「極上スイーツとウイスキーの響宴」は、まっさらな状態で臨みました。
会場となったムッシムパネンのカフェスペース中央には、プロジェクターが用意され、それを挟んだ左右のテーブル席とカウンター席に参加者が座り、開始を待ちます。
テーブルの上には、テイスティング用の小さなウイスキーの瓶とグラス。
プロジェクターを使ったサントリーの方のプレゼンテーションを聞きながら、1種類ずつテイスティングしていきました。
まず最初は、「ザ・マッカラン12年」。
空気に触れされるほどに香る、甘いチョコレートのような匂いにうっとり。
「ボウモア12年」「白州12年」と続き、最後は「響12年」。
ワインや日本酒を飲む時には必ず香りを楽しむのに、ウイスキーでは、香りを楽しむことも、違いを知るのも初めて。
一通りテイスティングを終えたら、本日のメインイベント「スイーツとウイスキーのマリアージュ」。
今回、用意されたのは、この4種類。
1つめは、生姜をチョコレートでコーティングした「ショコラジャンジャンブル」。
2つめは、フランボワーズをチョコではさんだ「ミルフィーユショコラ」。
3つめは、スパイシーでパンチのある「プラリネロックスバー」。
4つめは、青リンゴを使った「グラニースミスのタルト」。
それぞれに相性が良いとされるウイスキーが紹介してあり、交互に口へ運んでみたり、違う組み合わせで試してみたり・・・。
私のいちばんのお気に入りは、王道のマリアージュ「ザ・マッカラン12年×グラニースミスのタルト」。
マリアージュって、人それぞれの味覚によって微妙に差が出るのかもしれませんが、相性の良さを感じ取れるかどうかは、舌に残る「味の記憶」によるものなんでしょうね。
これが、私にはまだちょっと難しい。
スイーツとウイスキーのマリアージュの後は、私とハイボールとのマリアージュ。
私とハイボールを取り持ってくれた「バー福澤」さんによるハイボールですもの、美味しくないわけがありません。
どんな魔法をかけているのか分かりませんが、ハイボールに迷ったら、「バー福澤」へ行くべきだと確信しました。
ラストを飾ったのは、チョコレートのムースと響のペリエ割り。
すっきり飲めるもので締めたのは、イベント後、みんなきっと食事へ行くだろうという配慮から。
そういうところ、さすがですね。
約1時間半のイベントでしたが、ウイスキーのこと、もっと知りたい、もっと飲みたい、もっと楽しみたい、そう思えるようになりました。
今月末のCOAKI主催の「日本酒とスイーツのマリアージュ」でも、ご参加いただいた方に、そう感じてもらえるよう、がんばりたいと思います!