バルの雰囲気で和定食

数日前、ランチのお店を探してさまよっていると、浜松ピアノ横の細い路地の先に、大きく「めし」と書かれた筆文字を発見。

そこは以前、スペイン料理店「カサ・デ・フジモリ」だった場所。

現在は「Barなわない」となり、ランチタイムは日替わりでお肉とお魚、どちらか選べる定食をやっていました。

「カサ・デ・フジモリ」の雰囲気を残したままの店内でいただく、「鯖の煮付け定食」。

肉厚な鯖を少し甘めに煮付けてあり、小鉢には茄子の揚げ出しと切り干し大根。

お味噌汁の具は豆腐となめこ、という具合にあくまでも正統派の和定食でした。

アフターコーヒーのデミタスカップが面白かったので、思わず写真を撮ってしまいました。

キリンビールの聖獣がついたグラスやジョッキなら、いろんなお店で目にしますが、麒麟がついたデミタスカップは初めて。

あんまり夢中で写真を撮っていたので、お店の方から声をかけられ、デミタスカップの麒麟の秘密を教えてもらいました。

お若い方はご存知ないかと思いますが、現在パルコ本館がある場所に、かつては「キリンフォーラム」というキリンビールのビアホールがありました。
（残念ながら、記憶にある私・・・。）
そのビアホール専用に作られ、そこで使われていたデミタスカップが、20年の時を経て、このお店にある、ということだそう。

不思議なめぐりあいでした。


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Barなわない

広島市中区紙屋町1-4-10　浜松ピアノを入ってすぐ
Tel／082-242-4123
定休日／日曜日