5月も今日で最後。明日から6月ですね。
先週の日曜日に西条へ行ってきました。開場まで時間があったのでランチは酒蔵通りのカフェで。
古民家をリノベーションした2Fは、気持ちのいい風が流れる空間でした。
1Fでは珈琲の販売もあって、いろんな酒蔵めぐりをした後の珈琲もいいものです。
軽くお腹を満たした後は、今日の目的地、酒泉館へ。
satomiさんの以前の記事がこれまた素晴らしいのです。→☆
1929年(昭和4年)の建物を改修して1Fが喫茶、2Fはイベントスペースになってます。
歴史を感じて、建物萌え、しちゃいました。
「落語と日本酒を愉しむ会 in 賀茂泉」と題した、ひろしまきもの遊びさんと広島で生の落語を聴く会のお酒と落語を愉しむ一日が始まりました。
主催の着物美人お二人の挨拶の後、いよいよ落語。
今日の落語家さんは立川生志師匠。
天才、立川談志の弟子であり、時事ネタを鋭く斬る、ひねくれ気味の私のツボにはまる、大好きな落語家さんです(笑)
数年前まで落語=笑点だと思ってた私。訳もわからないまま、聴いてるうちに魅力に引き込まれた、そんな感じ。
生の落語って、こんなおじさん(←失礼しました)が高座の座布団の上で、カワイイ子供にも、オバカな若者にも、そして艶っぽい花魁にも見えるから不思議。
たった一人でドラマを繰り広げる、そんな空間を観客が同時に体験できるんです。
う〜ん、上手く言いあらわせない!ゴメンナサイ。
楽しい落語の後は、賀茂泉酒造さんの蔵見学へ。
お酒を仕込む季節ではなかったので、タンクの中は空っぽでしたが、蔵はひんやりとして次の仕込みを待っているよう。
蔵の中とは対照的な、アツい前垣さんがユーモアたっぷりの説明をして下さいました。
賀茂泉の煙突の高さって、お台場のガンダムと同じなんですって!
そしてもちろん、お酒も堪能できました。
左から、にごり吟醸 Summer Snow、
造賀 夏純米酒、
青泉 生酒 の3種。
どれも初夏を意識した組み合わせで、おつまみは蔵女将手作りの素晴らしいものばかり。
卯の花が酢の物になってて、日本酒と合うのにも驚きでした。
主催のお二人は見事な着物姿。
あいにく着物で参加は出来なかったけど、こんなコラボ企画、またやってくれないかしら?
いつかは着物でお酒を飲みながら落語を聴く、そんなイイ女になりたい...のです。
◇くぐり門珈琲店
広島県東広島市西条本町17-1
TEL 082-426-3005
営業時間:10:00-17:00(LO16:30)
◇賀茂泉酒造株式会社
http://www.kamoizumi.co.jp/index.php
◇お酒喫茶 酒泉館(しゅせんかん)
広島県東広島市西条上市2-4
TEL 082-423-2021
営業時間:AM10:00〜PM5:00 毎週土曜・日曜、毎月4日10日(祝日は休業の場合あり)
◇ひろしまきもの遊び
http://www.kimonoasobi.info/index.html
◇広島で生の落語を聴く会
ブログ版生らくご通信