お腹も満たされ、体も温まったところで、次に向かったのは、「鬼の舌震」。
巨岩・奇岩が約2kmにわたり続く大渓谷は、国指定名勝天然記念物。
秋はこの大渓谷に広がる紅葉が美しいと聞いて、やってきました。
高所恐怖症の私たちですが、はりきって高さ45m、長さ160mの「舌震"恋"吊り橋」を渡るも・・・
一足遅かったようで、残念ながら紅葉の時期はもう終わっていました。
来年の秋にはまた綺麗な紅葉がきっと広がっているはず。
いつかリベンジしようと心に誓ったのでした。
さて、まだ紅葉が諦めきれない私たちはもう1つの紅葉の名所、「絲原記念館」にやってきました。
こちらはだいぶ紅葉は落ちてはいましたが、まだ少し残っていました。
さあ、まだま行きますよ。続いて向かったのは「石田食品」さん。
原料と製法にこだわったお豆腐やさんです。
石田食品さんでは、安心安全で美味しいお豆腐を作りたいというこだわりから、原料はすべて国産。
奥出雲の大豆と、伊豆大島の海水から汲み上げられた天然のにがりを使われています。
実は、天然のにがりを使うと、豆乳がすぐに固まってしまう上に、固まり方も、大豆が育った畑によって変わって来るため、機械で作ることができないそうです。
なので、石田食品さんのお豆腐は、昔ながらの「手寄せ製法」という製法を用いて、職人さんの手によって作られています。
そんな石田食品さんで、今回なんとお豆腐作りの体験をさせていただけることになりました。
まずはお店やお豆腐作りについて説明をしていただきます。
そして、いざお豆腐作り!
温めた豆乳ににがりを入れて、時計回りに8回、反時計回りに8回。
これだけで豆乳は徐々に固まっていきます。
あとはしっかり固まるのを待つのみ。
続いて湯葉づくりも体験させていただきました。
温めた豆乳にできた膜を一枚一枚指で掴んでいきます。
うまくいくとうれしくて笑顔がこぼれます。
そしてできたばかりの湯葉を少し試食させていただいたのですが、その美味しさに感激。
なかなかできたての湯葉を食べる機会がないので嬉しい経験でした。
作ったお豆腐と湯葉は石田食品さんのはからいで用意してくださった凍らしたおからと一緒に持ち帰り。
我が家ではお豆腐があまりにもおいしいので、お醤油と薬味だけでいただきました。
湯葉はお吸い物にして。
普段豆腐を食べたがらない子供達もパクパク食べていたので、やっぱりほんとに美味しいのです。
また、一緒に行ったメンバーはきのこあんかけにしたり、おからを使ってポテサラを作ったりと、石田食品さんのお豆腐を各々で楽しみました。
この美味しさを知ったら、もうスーパーのお豆腐が食べられなくなるかも、、、。
ちなみにこちらのお豆腐ですが、ネット販売もされているので、ぜひ、ぜひ!!試してみてください。
http://www.ishida-syokuhin.com/?mode=pc
お豆腐だけでなく、これまたこだわりがつまった油揚げや厚揚げなど色々と販売されています。
油揚げはちょうどお店に到着したときにつくられていたのですが、これまた原料や製法にこだわった一品です。
見るからにおいしそう・・・。
ちなみに私たちはお店で爆買い。
色んな種類があるからどれも試したくなります。
とっても楽しく体験させていただきました。
石田食品さん、ありがとうございました!!
後編に続く
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鬼の舌震
●住所 島根県仁多郡奥出雲町三成宇根
●連絡先 0854-54-2260
●休業日 除雪を行ないませんので、積雪期は入場をお控えください。
●駐車場 あり
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(財)絲原記念館
●住所 島根県仁多郡奥出雲町大谷856
●連絡先 0854-52-0151
●開場時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時まで)
●休館日 展示替え日(3月・6月・9月に各3日間)、年末年始(12/30~1/3)
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奥出雲のとうふ屋 石田食品
●住所 島根県仁多郡 奥出雲町横田1098-4
●連絡先 0854-52-0174 info@ishida-syokuhin.com