津和野での二日目の朝、早起きして出かけようと思っていたのにあいにくの雨模様。
一日目は前編で>
旅館をチェックアウトし、津和野駅の裏手にある「乙女峠マリア聖堂」へ。
ここは幕末から明治にかけて迫害されたキリシタンの哀しい歴史が刻まれた場所です。
ひっそりと佇むマリア聖堂を、満開の桜が囲んでいました。
ここにはポツンと電話ボックスが立っていて、この公衆電話、どこか普通のものと違っているの分かりますか?
どうしてこうなっているのか、謎が解けぬまま、前日に予約したいちご大福を受け取るために「菓子処 三松堂」へ。
開店時間の9時を過ぎたばかりで雨が降っているのに、お客さんが次々と来店してきます。
それもそのはず、朝イチの「菓子処 三松堂」には、津和野銘菓・源氏巻はもちろん、どら焼き、あんバターサンドなど、定番からイマドキのスイーツまでたくさんの商品が揃っていたんです。
いちご大福を予約したのに、追加であれもこれもと買ってしまいました。
津和野を後にした私たちは、クルマを走らせ益田方面へ。
途中立ち寄ったのは、「宮ヶ島 衣毘須神社(えびすじんじゃ)」。
日本絵画の巨匠・東山魁夷が宮内庁位から障壁画の依頼を受けた時に、モデルにした場所として知られていて、砂浜で繋がっている神社への参道は、潮の満ち引きによって消えてしまい、渡れなくなります。
そのため、「山陰のモンサンミッシェル」と呼ばれているそうです。
この日、雨は降っていたものの、ちょうど参道が繋がっていたので、歩いて神社まで渡ることができました。
二日目のランチは、「Restaurant BONNE-MAMAN NOBU(レストラン ボンヌママン ノブ)」。
ブルーの屋根と白い壁が印象的なお店で、海に面したガラス張りの店内からは海を一望できます。
ランチは、ランチコース、おすすめコース、フルコースから選べます。
せっかくなのでフルコースをいただきました。
メインのお魚やお肉はもちろん美味しかったけど、添えられている野菜が新鮮で、あまり目にしない野菜も使われていて、一皿ごとに感激!
しかも、ボリュームもしっかりあって大満足!
この日は予約で満席だったので、事前予約をオススメします。
次に向かったのは、今年2月にオープンしたばかりのクラフトビール醸造所「高津川リバービア」。
築160年の古民家を改修した醸造所では、日本一の清流と言われる高津川の水と地元の農作物を使った個性的なクラフトビールを作っています。
高津川リバービアで作っているクラフトビールはこちらの3種類。
益田市のシャインマスカットを使った「益田マスカットエール」
高津川源流がある吉賀町のお茶を使った「吉賀茶エール」
隠し味に地元のお醤油を使った「和ヴァイツェン」
土日限定で、生ビールの販売も行っています。
そして、旅の締めくくりはやっぱりスイーツ。
益田駅の近くに美味しいフルーツパフェのお店があると聞いたので、早速行ってみました。
「Fruits moritani(フルーツ モリタニ)」は地元でも有名な歴史のあるお店が、フルーツスイーツショップとしてリニューアルしたそう。
真っ白な外観がおしゃれで、一際目を引きます。
新型コロナウイルス感染対策としてイートインは休止していましたが、テイクアウトのフルーツパフェやフルーツサンドなど、目移りして困るぐらい、たくさん並んでいました。
自分用とお土産用にしっかりお買い物したけど、やっぱりいつかはイートインで味わいたい!
こうして私たちは、今回も後ろ髪をひかれながら、広島へと帰っていきました。
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■津和野温泉旅館 わた屋
島根県鹿足郡津和野町後田ロ82−3
0856-72-0333
■乙女峠マリア聖堂
島根県鹿足郡津和野町後田乙女峠
島根県鹿足郡津和野町森村ハ19-5
https://sanshodou.co.jp
■宮ヶ島 衣毘須神社
島根県益田市小浜町
■Restaurant BONNE-MAMAN NOBU(レストラン ボンヌママン ノブ)
島根県益田市高津町ロ485-18
0856-23-2060
http://www.bonne-maman-nobu.com
■高津川リバービア
■Fruits moritani(フルーツ モリタニ)
島根県益田市駅前町25-32
0856-22-0322