今年7月から山口県と島根県の7市町(山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町)で開催予定の「山口ゆめ回廊博覧会」。
その目玉企画であるアートと食のイベント「Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum」のプレイベントに招待していただきました。
この「Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum」は、今年の秋から一般向けに開催されるそうで、ニューズウィーク日本誌で「世界が認めた日本人女性100人」にも選出され、国内外で注目を集める「指輪ホテル」演出家の羊屋白玉さんが、地元の料理人とタッグを組み、宇部市にあるときわミュージアム「世界を旅する植物館」を舞台に、アートと食を融合させた不思議な世界を作り上げるという、ここでしか体験できないイベントです。
プレイベントがあったのは昨年の11月、会場があるのは山口の方にはお馴染みのときわ公園。
夜のイベントだったけど、私にとっては初のときわ公園だったので、少し早めに到着。
時折小雨がぱらつくお天気だったせいか、夕暮れ前のときわ公園は人影まばら。
その分静かで、のんびり散策できました。
すっかり日が暮れた18時、いよいよイベントが始まります。
Photo:Shoko Hiraoka
「Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum」の会場は、世界中の植物が集まるときわミュージアム「世界を旅する植物館」。
ブルーを基調としたライトアップで、幻想的な雰囲気。
Photo:Shoko Hiraoka
植物たちに導かれ、植物館に入ると、最初に出会うのが「ウツボカズラ」。
ここで、ウツボカズラをモチーフにしたウェルカムドリンクをいただきました。
Photo:Shoko Hiraoka
Photo:Shoko Hiraoka
植物たちによるパフォーマンスと、ひっそりと佇む植物を楽しみながら、ゆっくり歩みを進めると、ところどころでそこにある植物をテーマにした食事を提供してくれるという仕掛け。
Photo:Shoko Hiraoka
2年ぶりに白い花を咲かせた南米のパラボラッチョ、アフリカサハラ砂漠のバオバブの木、南北アメリカのサボテン。
ときわミュージアム「世界を旅する植物館」はその名の通り、世界を旅するような気分にしてくれます。
Photo:Shoko Hiraoka
Photo:Shoko Hiraoka
植物館を出た中庭には、大きなオリーブの木とたくさんのバラ。
この日に合わせて咲かせたバラの香りが、辺り一面を覆っていました。
この中庭で、植物たちのパフォーマンスはフィナーレ。
間近で見ると圧巻!
Photo:Shoko Hiraoka
イベントを締め括るのは、地元の料理人が直接を提供してくれるメイン料理。
植物館で少しずつ前菜を楽しみながら、最後にメインが提供されるというコース料理になっているんですね。
このイベントで提供される料理はすべて、山口県と島根県の7市町の食材が使われています。
Photo:Shoko Hiraoka
Photo:Shoko Hiraoka
あまり詳しいことをここでご紹介するとネタバレになってしまうので、今回は全体の雰囲気だけをお届けしました。
「指輪ホテル」の羊屋白玉さんの世界に触れたのは初めてで、しかも圏域内の食、世界の植物と融合した唯一無二のイベントは他では味わうことのできない体験になりました。
この「Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum」は今年の秋ごろに開催予定とのことです。
詳細は「山口ゆめ回廊博覧会」のサイトをご覧ください。