バイナです。
「もみじ饅頭大人買いしたんだから、お好み焼き制覇もやってよ。」
そんな声にはずっと耳をふさいできた、これからも永遠に耳を傾けない、いわば禁断のテーマ「お好み焼き」。
ご存知の通り、広島は「コンビニよりもお好み焼き屋のほうが多い」なんて言われているぐらい、お好み焼き屋さんが多い町。
もみじ饅頭の1個とお好み焼きの1枚、どれだけカロリーが違うと思ってるんですか!?
私たち、むしろカロリーを本気で気にしないといけないお年頃なんですから。
だからといって、先日東京の人から言われた
「お好み焼きはラーメンと違って、中身も作り方も同じだから、どこが美味しいとか不味いとかってないでしょ。」
という言葉を放っておくわけにはいけません!
そう大上段に構えたのはいいけれど、粉の配合、具材のバランス、麺や玉子の焼き方、ソースの種類といった蘊蓄を語れる力量のないワタクシ、いつもどおり、お気に入りのお店紹介でお茶を濁させていただきます。
今回ご紹介するのは、繁華街ではなく、ちょっと街から離れた千田町。
二次会、三次会と繰り出すには少々不便ですが、二次会に流れなくても充分満足できる「お好み焼き・鉄板焼 ひなた」です。
「千田町で飲み会するよ。」
そう伝えると、最初誰もが驚きます。
お店自体は電車通りに面しているので発見しやすいけど、「まさかこんなところに」風情のエリアだからかもしれません。
「広島つけ麺・ばくだん屋」の左隣にあるんですよ、こんな感じで。
縦長の店内は、入ってすぐ、鉄板とそれをL字型に囲んだカウンター。
基本8人ぐらいでいっぱいのはずなのに、店主が笑顔で
「すみません、ちょおっと詰めてもらっていいっすか?」
そう呼びかけると、お客さんもそれに応じて、もう1,2人分のスペースができる。
偶然隣り合わせた知らない人同士でも、譲り合い、肩寄せ合って鉄板に向かっています。
カウンターの奥は6人掛けのテーブル席がひとつ。
こちらも、譲り合い、シートアレンジしながら、10人以上で占拠したことがあります。
お好み焼きをサッと食べてパッと帰る、というのももちろんアリだけど、せっかく「ひなた」まで行くんだったら、ビールで鉄板焼を食べて、お好み焼きで締めるのがオススメ。
こちらのホルモン焼は、4人以上で来ると、必ず誰かがリピート注文してしまうほどの旨さ。
お好み焼きは、玉子が半熟とろとろ、麺はソースで味をつけずに炒めるタイプ。
私が最初に行ったのは、もう7年ぐらい前のオープン直後。
味が好みというのはもちろんだけど、そもそもTAHさんの同級生がやってるお店ということで通っていました。
それが最近では、次々と若い子が修行に来てたり、席を詰めてもらっても入れないお客さんが外で待ってるのを見かけることが多く、今さらのように「ひなたが凄いことになってる」ということに気づいたのでした。
お好み焼きって、お店の数だけ違う味があると思うので、いろいろ食べ歩いてみて、「自分だけのいちばん」を見つけるのがベスト。
私も新たなるお気に入りが見つかったら、ご紹介しますね。
*****
お好み焼き・鉄板焼 ひなた
営業時間/11:30-14:00 17:30-23:00
定休日/火曜日