バイナです。
とある週末の夜、なんとなく横川で飲もうかと、どこも予約せず横川駅へ。
和の気分だったので「和創作 悠生」に行ってみたら、満席。。。
そうよね、土曜の20時だもんね。
だけど和食が諦められず、ガード下の「みこし鶴一」。
やっぱりここも満席、そうよね、人気の横川駅ガード下だもんね。
「和食を諦めるか」「横川を諦めるか」
うーん、どっちも気分が盛り上がってたから譲れないなあ。。。
そんな気持ちのまま、ガード下を離れて少し北に歩いていたら、純和風な店構えに遭遇。
看板と暖簾しか出ていないし、外からはまるで店内の様子が窺い知ることができない「おふくろの味 静」。
「めっちゃ高かったらどうしよ。」
「でも、"おふくろの味"って言ってるんだし。」
「じゃあ、試しに一杯だけ飲んで、ヤバそうだったら出よう。」
この会話、ブラコアキで「居酒屋 わか菜」に初めて行った時とおんなじ。
ドキドキしながら扉を開けて店内に入ると、L字カウンターの中から着物姿の女将さんがにっこり。
カウンターに並んでいる60代ぐらいのおじさま達は、どう見ても常連客で、3人に1人が釣りごろ釣られごろ的キャップをかぶってる。
カウンターの隅っこに腰掛けて、キリンラガーの瓶ビールで乾杯。
お通しもなかなかイイ感じです。
さてメニューですが・・・。
値段が書いてないんよね。
最初は探りながら、途中から気の向くままにオーダーしたのがこちら。
料理はどれもベーシックな和食で、看板どおりの「おふくろの味」。
街中に居ると、どうしても創作系和食に行く機会が多いから、逆に新鮮に感じる。
酒蒸しの下に敷いてある昆布も味が浸みてて美味しいんよ。とか、
肉じゃがに筍入れてみたんよ。とか、
カープが負けそう、もうテレビ消そうかあ。とか、
女将さんとのちょっとしたやりとりも、まるで母親と会話しているみたい。
ボトルキープの数の多さ加減も、キャップをかぶったおじさまの帰らなさ加減も納得。(笑)
肩肘張らず、実家に帰った気分で飲みたい時に、また「おふくろの味 静」に来てしまうんだろうな、私。
あ、ちなみにお会計ですが、なかなか良心的でした。
それもまた、行きたくなる理由のひとつかも。
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おふくろの味 静
住所/広島市西区三篠町1-13-9
Tel/082-238-1012
営業時間/17:00-24:00
定休日/日・祝