7月にオープンした「おりづるタワー」。
(グランドオープンは9月ですが、、)
何かと話題の新しいスポット、我が身で体感してみようじゃないか、ということで猛暑のなか、行ってきました。YOHKOの個人的感想にはなりますが、ぜひご参考に。
原爆ドームの東隣りに位置する「HIROSHIMA ORIZURU TOWER」。
まぁ、タワーといっても13Fの建物ですから、、、、とはいえ、今回は展望台チケット(おひとり様 ¥1,700)を支払ってエレベーターで一気に13Fへ。
ちなみに、スロープになっている「散歩坂」があるので徒歩でもあがれますが、これは下りで使うのがおススメ。もちろん、体力があるなら徒歩でのぼってもいいんだけど、途中からエレベーターに、、ということができないので覚悟が必要です。
さて、13Fに到着したところは、「ひろしまの丘」と名付けられた展望台。
いわゆるタワーの展望台と違うのは、壁は吹き抜けで風がとおるということ。
そして、この開放感。
眼下に見下ろせるのは、西南には原爆ドームや平和記念資料館、北には旧市民球場跡地。
13Fから見下ろす景色なんて、、って思っていたけど、高層から見下ろして、なにがなんだか区別がつかなくて、すべてが豆粒に見えるよりいいんじゃない?しかも、あの原爆ドームを眼下に眺めて平和公園を望むことは、豆粒にみるよりも意義のあることのような気がするんですよね。
そんなことを思いながら、ひろしまの丘に座り(とくにベンチなどがあるわけでもないのです。)、ひろしまの風を感じながら過ごすひととき。どこのタワーに行っても、景色をみたあとにこんなにのんびり過ごしたことはなかった、、、それだけ、ゆっくり過ごせるきもちになれる場所なんですね。
そして、もうひとつ、おススメポイントなのが、タワーはチケット購入当日であれば、再入場もOKだということなんです。
そうはいっても、この日は時間に余裕がなくて、昼間だけしか過ごしていないけれど、夕暮れ時や夜になって(いまのところ21時までオープンしてます。)眺める景色も格別じゃないか、と。
展望するだけではなくて、やってもらいたいのが12Fにある「おりづる広場」でのおりづるを折って「おりづるの壁」と呼ばれる壁に投函。
これまた、おりづる代として¥500かかるわけですが、実は折紙が5枚ついてくるので、数名で行って、「ひとりで5枚も折紙おらないよ。」というのならば、チケット購入時に誰かがおりづる込の展望チケットを購入すればいいんじゃないか、、これ、あんまりおススメしてはいけないことだとは思うけど。でも、¥500かかったとしても久しぶりに折るおりがみ、そして、なんといってもこのあと投函の楽しみがありますから、ね。
さぁ、おりづるを折っていよいよ投函。
壁はもちろん足元もガラスばりです!こういうの苦手な人は、、、、うん、やめときましょう。
でもね、投函したあとに、ひらひら舞い降りるおりづるの姿、眼下の線路では路面電車が行きかう景色、もう、私は始終ワクワクして、友人やスタッフの方とはしゃいでしまいました。
外からもおりづるの描かれた壁面をみていると、舞い降りるおりづるは確認できますよ。
さぁ、すっかり展望を満喫したあとは、降りるときはスロープを使って下ろう、ってことなんですが、実はスロープに併設してあるのが、なんとすべり台!どうやら、避難用ということらしいのですが、まぁ、避難するわけでもなく使っても大丈夫らしい、、、ということで、けっこう遊べます、笑。しかも、けっこう急なすべり台なので気をつけて。
1Fまで下りれば、13Fにもあった「握手カフェ」があったり、広島土産を購入できるスペースがあったり、、、と、これまた楽しめます。
「おりづるタワー」に行った率直な感想をいえば、、、
あくまで観光客向けで、もし行ったとしても一度行けばいいところかな、、なんて思ってたけれど、、いや、観光客よりもひろしま在住の私たちのほうが楽しめるんじゃない?
広島の景色を眼下に、ひろしまの丘に腰をおろし、のんびり過ごしてみてはいかがですか?
■おりづるタワー
http://www.orizurutower.jp/
住所:広島市中区大手町1-2-1
TEL:082-569-6200
営業時間:10:00~21:00
※営業時間は変更になることがあります。